こころのくすり箱 逆視道

逆視道協会講師のブログです

時間が癒しになる

逆視道認定講師のshiga yoshieです。

 

先日、闘病中だった友を見送りました。

 

病状が悪いと発覚してから

2ヶ月というあっと間の短い期間で…

 

看護師という職業上

いろいろ相談をされていました。

 

彼女の心の変化を

ずっと見てきました。

 

一瞬にして

どうしようもない無力感と

憤りが心にうずまいて

コントロールが難しい状況に

なりましたが

 

東洋思想を学んでいたおかげで

客観視することが

できるようになりました。

 

愛離別苦

 

愛するものとも

必ず別れなければならない

これがこの世の真理

 

しかし

しょうがないと思っても

なかなか心が落ち着かない…

 

人生の折り返しにも

まだきていないような

私よりも若い友が

先にいってしまう

さみしさが大きかったのだと

思います。

 

そんなときに

サロンで先生のお話を見ました。

少し前に三井先生も

書いておられましたが

 

竹葉々起清風
たけようようとせいふうをおこす

 

別れがつらいと感じるほど

素晴らしい時間を

素晴らしい関係をきづいたということ

 

こんなにも悲しく辛いのは

彼女と過ごした時間が

とても素晴らしく

いい関係であったのだと

宝物のような時間を

もらったのだと思い

少し心が軽くなりました。

 

そして

いつかこの心も変化していくことも

わかっているので

今はあらがわずに

ただ身をまかせてみようと

思っています。

 

人生後半にくると

本当に辛い出来事にも

出会うことが増えてきます。

 

そんな時に

本当に東洋思想が

逆視道が

支えになると心から思いました。