こころのくすり箱 逆視道

逆視道協会講師のブログです

ちょっと待て

逆視道認定講師のAraki Ayakoです。 

 

先日、私にはちょっと荷が重い課題がありました。

ある本の一部をスライドに纏めるというものでした。

このある本。

読んでも、読んでも、理解できない。

というか、頭に入ってこない。

ほんの、15ページ分を纏めるのに

結局、2ヶ月弱もの間、

放置し、開きを繰り返していました。

それでも、ギリギリで形だけでも纏めました。

 

スライドの内容を皆さんに見てもらうのですが

その際に、中心の方が

「ここは、難しかったよね」

と、おっしゃってください。

 

この一言で、安堵感。

そして

変な慢心が出てきました。

 

安堵だけでいいのに

 

奢りのような気持ちが一緒に沸いてきたんです。

 

ちょっと待て、

自分に言いました。

出来なかった事実をしっかり認めようよ。

 

自分の気持ちに急ブレーキをかけることが出来ました。

 

急ブレーキをかけなかったら

私は何を発していたんだろう。

 

きっと、出来ないのを棚に上げて

「出来た」に変換したんだと思います。

 

ちょっと待て、

自分に問いかけられるようにしたい

そう思ったひとコマでした。

 

自分の気持ちを見に行く

(客観視といいます)

逆視道で学んだ大切なことです。