こころのくすり箱 逆視道

逆視道協会講師のブログです

スーパーのレジは心の訓練の場

逆視道本部講師 渋谷規子です。

 

初級1の『瞑想』の中に

自分の思考(マインド)をコントロールすることを

実感するワークがあります。

 

自分の腹立つ気持ち、イラッとする思いを

コントロールする。

 

その実践の場にもってこいなのが

スーパーのレジ

 

割り込みをする人、

お金を出すのがすごく遅い人など

自分の順番がスムーズに来ない時って

つい、イラッとしちゃいますよね!

 

その感情を選んだままにしておくと

それが原因となって

必ず自分の人生に蓄えられていく

 

恐ろしい~

 

そこでその時に、逆視道で学ぶ

悟りの質問を自分に投げてみる

 

レジで自分の前に割り込んできた人がいたなら

「この人お腹痛いから焦っているのかな?」

「駐禁が来てるのかな?」

 

なんでもいいので

怒りに走らない考えができたことで

自分の悪業を作らなかったということ。

 

そしてそれ以上に

床座施ができたということ。

 

床座施とは、

場所や意見や順番を譲る布施業で

最も尊い修行のひとつ

 

場所、意見、順番を譲ることは本当に難しい

それは我々の生存本能が

徹底的に邪魔をしてくるから。

 

それを逆視道の学びを使って

きっとありがたいことだと思い

「お腹痛いのかなー?」とかなんでもいいので

相手が急ぎたかった理由を考えることによって

自分が床座施をさせてもらうことができる。

 

全部自己愛に持っていく

自分の因果の道理、身口意の三業を

正すことに持っていく。

 

自分がイラッとして怒って文句でも言っていたら

人を困らせた、怒らせたという

悪因が相手にもできてしまう。

 

自分が怒りに走らなかったことで

相手に悪因を作らせず救えたということ。

 

相手の人生も守ることができて

自分の床座施も達成できた。

素晴らしい!

 

なかなかここまで心を持っていくのは

難しいかもしれない

 

しかし、逆視道は学びと実践の学問

教えを引き寄せ重ねていくことが

心の訓練

 

仏教の学びは深い

それをわかりやすく学び

実践できるのが逆視道

 

ぜひ人生に引き寄せてみませんか



先日、『逆視フォローアップ講座』を

開催しました。

毎月開催予定です。

日程は逆視道協会HPでお知らせいたします。