逆視道認定講師 渋谷規子です。
大切な友が脳出血で倒れ
リハビリ病院に入院していると知り
友人達とお見舞いに行った時
車椅子で迎えてくれた彼女
来てくれてありがとう
こうやってみんなに会えたから
生きていてよかった
ありがとう、ありがとう…
一人一人に何度も何度も
ありがとうと言う彼女
お風呂に入っていた時に
手が痺れてきて
おかしいと思って
救急車を呼ぶ頃には
足も動かなくなってきて…
1日で健常者から
身体障がい者になっちゃった
悔しかった
今までできたことが何もできなくなって
死にたいと思うこともあったけど
『生きてるだけで丸儲』
この言葉をなんどもなんども
心の中で繰り返したと。
そして
本当に生きていてよかった
こうやってみんなとまた会えて
本当によかった
ありがとう、ありがとう…
「ありがとう」の力
彼女のありがとうの言葉、在り方に
逆に元気をもらい励まされた。
一緒にお見舞いに行った仲間から
思いやりを感じた学びの時間。
すべてのことが
当たり前でなくなる時がくる。
そのことに気づくと
どんな状況に置かれても
今がしあわせだと思い
生きていくことができる。
今を丁寧に生き、
どんなに小さなことに対しても
感謝の気持ちを持つ。
本来無一物
（ほんらいむいちもつ）
私たちは生まれた時は
なにも持っていなかった
それなのにいつのまにか
知識や教養だけでなく
執着心やもっともっとと
欲を身にまとっていく。
いつかこの肉体を返上する時
持っていけるのは心だけ
それならば感謝の心、思いやりの心を
持っていきたい。
