こころのくすり箱 逆視道

逆視道協会講師のブログです

心のお守り言葉

逆視道認定講師の渋谷規子です。

 

心のお守り言葉が一つ増えました。

 

一寸座一寸仏

(いっすんざすればいっすんほとけ)

 

これは、

わずかでも善い行いをすれば

その行いをしている間は

仏をして生きた

と言う意味の禅の言葉です。

 

人生折り返しを過ぎ

今までの人生を振り返ると

 

バカなことをした

取返しのつかないことをした

言わなくてもいいことを言ってしまった…

 

愚かなことをしたと思うことは

たくさんあります

 

だから、

今さら少しぐらい善いことをしても

何も変わらないし…

と思いがちですが

 

そんなことはない!

と仏教では教えます。

 

一寸でも とは

わずかでも という意味です。

 

わずかでもいいんです。

 

ひとつでもいいからゴミを拾う

ひとつでもいいから反省をする

ひとつでもいいから我慢をする

 

それは心からの行動でなくても

いいんです。

 

ほんの気まぐれで

今日はゴミを拾ってみる

自分から挨拶してみる

自分から謝ってみる

 

この気まぐれの一寸が

一年、十年、一生となり、

癖になり、それが普通となっていく

 

この一瞬の今をどう生きたのか…

それで私たちは更新されていく。

 

心のお守り言葉

一寸座一寸仏

 

いつからでも変わることはできる

最初は気まぐれでもいいから

善いことをやってみる。

 

その一寸の積み重ねが大切

それが癖になれば

それが普通となる。

 

心のお守り言葉を忘れずに

まずは今日は

笑顔で挨拶からはじめてみよう。