こころのくすり箱 逆視道

逆視道協会講師のブログです

知らなかった本当の『平常心』の意味

道道認定講師 渋谷規子です。

 

『平常心』とは字のごとく

普段通りに落ち着いた心のこと

 

そう思っていました

 

が、

 

仏教が言う『平常心』とは

 

常に自分が使っている心のあり方

 

のことを言います。

それはみんな違うということ

 

えっ! みんな違う?

 

例えば

ふだんからマウントをとりがちな人

ふだんから愚痴っぽい人

 

そんな人は自分ではそれに気づいていない。

 

だから

自分はいつも平常心で相手と接しているのに

なぜか心地よい会話にならない

なぜか相手の機嫌が悪くなる

 

それって相手のせい

と思いがち

 

それは、それぞれの平常心が違うから。

 

振り返ると

私にも思い当たることがある

 

そんな時は

相手も自分も楽しくないはず。

 

まずは、

自分の常の心=平常心

を見直してみる。

 

では、

何が正しい平常心なのか?

どうすればいいのか?

 

それは、

心の中心に

 

教え

 

という太い柱を持ってくる

 

これを柱とし身口意をする。

 

仏の教えの根幹は

 

因果の道理

 

日々の行いに取り入れるのが

 

六度万行

であり、布施

 

その心が誰かを助け

その笑顔が誰かのお役にたてる

 

84000もある教え

今回の平常心もそう

まだまだ知らないことばかり

知ったものから実践あるのみ

 

今日から正しい平常心に近づけていこう。

そのために自分は今何ができるかを

真剣に考えてみよう。

 

その笑顔、その優しい言葉が

きっと誰かのお役にたてるから

 

そして自分も幸せにしてくれるから

 

この教えをわかりやすくまとめた学問が

 

逆視道。