こころのくすり箱 逆視道

逆視道協会講師のブログです

必死で〇〇する

逆視道認定講師、youkoです

 

今年90歳になるご婦人と

話す機会がありました

 

「毎日必死で生きている」

耳にし、初め私は

 

目も見えにくく、耳も遠くなり

嚥下も困難に、足腰も弱り

色々苦労するようになっていて

 

それで

日々の暮らしが精一杯

なんだと思って聞いていました

 

 

しかし、話の中で

寿命はいつ尽きるか分からない

後数年すれば必ず死ぬ

だから

いつも死を覚悟して生きている

という言葉に

 

必死が、がむしゃらに頑張る

という意味ではない

気づきました

 

 

「電車に乗り遅れないよう

必死で走った」など

何気なく使っていた言葉

 

 

だけど、必死とは

「必ず死ぬ」と覚悟の言葉

 

今生きている事は当たり前では

ない。

 

死を意識して余生を

丁寧に人生を送っている目の前の

御高齢の方と話し

必死の概念が大きく変わった私

 

執着を持たず、いつも上機嫌で

笑顔で今を大切に過ごしている

謝の心を忘れない人

 

私も素敵な生き方を真似したいな

そう思いました。