こころのくすり箱 逆視道

逆視道協会講師のブログです

門松は冥土の旅の一里塚

逆視道認定講師 先田孝江です。

 

今日を含めてあと3日で新年

お正月になると思い出す詩

 

「門松は 冥土の旅の一里塚めでたくもあり

めでたくもなし」

一休宗純禅師の詩

 

新年を迎えるという事は

一つ死に近づくという事

一休さんは、竹竿の先に髑髏をつけて

この詩を言いながら町を回ったそう

 

生まれたら死ぬ

とても当たり前ですが

避けたいと思ってしまいがち

 

駅にあるホテルグランヴィア

この名前に変わる前はターミナルホテル

ターミナルの言葉の意味に終着駅だけでなく

人生の終末という意味がある事から

名前をグランヴィアに変えたそう

 

しかし、死はやはり私達の隣にあります

 

今年は多く私の縁のあった方との別れを

経験しました

また、10年飼った愛犬もです

 

歳をとるという事は死に近づく事

死ぬ時の気持ちがあの世にいっても

続くと聞きました

 

仏教は死の学問

 

そろそろ準備が必要な歳です