こころのくすり箱 逆視道

逆視道協会講師のブログです

光と影

逆視道協会認定講師 渋谷規子です。

 

はじめて水彩画にチャレンジした時

仏教のお話は一切ないにも関わらず

心の学びがありました。

 

絵を描くのに大切なこととは

 

よく見る

 

何を見るのかというと

この3つ

 

  •  線(形)
  •  光(影)
  •  自分の心(何を伝えたいのか)

 

陰に気づけるから

光が見える

 

光と影

影は私たちの心の苦しみ

 

私たちは何か苦しいことがあると

早くその苦しみがなくなればいいと思う

 

そして、その苦しみが去ると

幸せだと思う。

 

幸せは光。

 

しかし

それは苦しみはあったからこそ

幸せだと気づけること

 

絵の世界も同じでした

影を知るからこそ

光がどちらから射しているかがわかる

 

苦しみと幸せは紙の裏と表。

 

幸せだけを欲しいと思って

表だけをはがそうとしても

はがした紙にはまた表と裏が

 

痛みを知るからこそ

優しくなれる

 

自分の心を見る

 

これも同じ

 

自分が何を描きたいのか

その絵で何を伝えたいのか

 

自分の心に問う

 

人生の答えも同じ

答えは自分の中にある

自分に問うていかないと

わからない

 

仏教も絵も

どちらの世界もとても深い

 

自分の心と向き合うこと

人生にとって大切なことは

どんな時も同じだと知りました。