こころのくすり箱 逆視道

逆視道協会講師のブログです

マーブル模様から一色になったとき

逆視道認定講師のAraki Ayakoです。

 

電話相談でお話を伺ったときのことを

紹介したいと思います。

 

相談者の方が、

おっしゃって下さったことがとても響きました。

 

相談者の方は三人兄弟の末っ子だったそうです。

その方は、幼いころからずっと

いつも、兄たちの様子をうかがっていたそうです。

自分の意見は言わずに抑えていました。

自分というものが個ではなくて、

自分がいつも誰かと交差しているような

混じっている感じだったそうです。

それが、ある実習先で “自由奔放な人”と

出会ったそうです。

そして、その人を見て

『もっと自分勝手でいいんだ、

わがままでいいんだ、

そう思えたんです。

やっと、自分という個になったように思います。

マーブル模様だった自分が、

一つの色になった気持ちです。』

と、おっしゃっていました。

 

その時、因果の道理のお話を紹介しました。

瀧本光静先生がお話されている

大根の例をそのまま使わさて頂いてお伝えしました。

そして、「縁」が大切なことをお伝えしました。

相談者の方は

「今まではずっと準備状態だったんですね。

縁に会えて良かった・・・」

そう言ってくださいました。

 

「因果の道理」

この教えの素晴らしさを改めて感じた時間でした。