逆視道認定講師 渋谷規子です。
最近職場でいろいろと
人間関係の相談を受けることが多い。
あの人が…
この人が…
そんな時に感じるのは
お互い相手の話を聞けていない
ということ。
私たちは相手の話を、
自分の心のメガネを通して
聞いているということ。
心のメガネとは今の自分の感情メガネ
この心のメガネをかけると
相手はこうするべき、こう言うはず
と思って聞いてしまう。
仏教の教えは
聞こえるままを聞く
これがなかなか難しい。
聞くにもいろいろな種類がある。
- 自分から他人へ聞く
- 他人からの発信を聞く
- 自分が自分に聞く(瞑想)
いろいろな聞くがある中、
私たちはついつい以下のような聞き方をしてしまう。
① 教えを聞いても自分の意見を優位に聞く(選り好み)
② 自分事ではなく人に解説するために聞く(ネタ集め)
③ 議論や名利のために聞く(あら探し)
④ 実践する気はなく表面的興味で聞く(暇つぶし)
心のメガネを通して聞いていると必ずこのどれかで
聞いている。
そうではなく、心から相手の立場になって
素直な気持ちで聞こうとしているか
それができると、コミュニケーションもとれてくる。
相談を受けながら、
私も聞こえるままに聞けているのかと自分に問う。
自分の都合のいいように聞かないように
慢心に走らないように自分の心を注意して見る。
聞くことを大切に今日は一日過ごしてみよう!