こころのくすり箱 逆視道

逆視道協会講師のブログです

苦しい時 それは感謝を忘れている時

逆視道認定講師の渋谷規子です。

 

何度も学んでいる

四苦八苦

これは、私たちが生きていく上で

避けては通れない苦しみのこと。

 

生老病死

 

: 生まれくる苦しみ 

: 老いる苦しみ 

: 病気になる苦しみ

: 必ず死ぬという苦しみ

 

この4つの四苦と

 

愛別離苦

愛するものと別れる苦しみ

怨憎会苦

 大嫌いな人とも会わないといけない苦しみ

求不得苦

  求めるものが手に入らない苦しみ

五蘊盛苦

  これらの苦に執着してしまう苦しみ

 

この4つを合わせて、四苦八苦

 

何かに苦しんでいる時は、

必ずこのどれかにあてはまる

それを知るだけでも少し心が楽になる。

 

人生は苦なり  by 釈迦

 

この言葉の意味は深い

人生は思い通りにならないことばかり

 

そうではなく、

 

私たちが、

当たり前の幸せを見ずに

苦しか見ない ということ。

 

毎日電車通勤をしている私。

電車は毎日動いていて当たり前。

遅延とかになると、つい会社に遅れると思って

イラッとしたりする。

 

これは、苦の方を見てしまうから。

 

日々電車が動いていることへの

感謝を忘れているということ

 

日々電車が動いていることが

どれだけ幸せかを見ていない

 

毎日大切な家族と過ごしていることは

当たり前?

明日会えなくなると思えば

会えている今がどれだけ幸せかがわかる

 

月に1度来る嫌な上司のことを考えている時間

今はその上司はいないのに

ということは、今は幸せな時間のはず

 

苦しいと思う時
それは
当たり前と思っている
今への感謝を忘れた時

 

当たり前などなに一つない。

感謝を忘れなければ苦は見えない。

 

今日も

感謝を忘れずに過ごしていきたいですね。