こころのくすり箱 逆視道

逆視道協会講師のブログです

いつのまにか変わっていたこと

逆視道認定講師のshiga yoshieです。

 

先日、とある場所の帰り道

道に座り込んでいる少し年配のご婦人と

その娘さんらしき方と出くわしました。

 

娘さんが一生懸命にかかえて立たせようとしているけど

つかまるものがない道端ではなかなか一人を抱えるのは

至難の技です。

 

そこで

「大丈夫ですか。お手伝いしますね。」

と後ろからご婦人を一緒にかかえました。

 

一発で成功!

これこそ看護師の経験がものをいう笑

 

ご婦人と娘さんから

「ありがとうございました」

と一つの行いで二つも感謝をいただけるという幸せ者に

なりました。

 

これって当たり前のことですよね。

私もそう思います。

困ってる人がいたら助ける。

当たり前のこと。

 

しかしながら

昔の私はこれが出来なかったんです。

 

知っている人が困っていれば

もちろん助けますが

まったく知らない人となると

さらに他の人の目があると…

 

自分じゃなくても誰かが助けるはず

ここで私がいくと偽善者みたい

もし声かけて断られたら恥ずかしい

などなど

 

お手伝いしたいと思った一瞬の自分の気持ちさえ

黙らせてしまう思考

 

いったい誰の目をきにしていたのか…

 

そんな私が

なんの躊躇もなく

勝手に身体が動いて行ったこと

 

それに気がついたとき

自分がいちばん驚いてしまうという。

 

少しずつではあるけれど

自分の声を大切にできるように

なってたんだねぇ。

これは私にとってとても大きな変化。

 

逆視道を学び

本当の自分の心に気がつき

その心にしたがって行動していると

こういう変化がおこっていることに気がつきます。

 

インプットするだけでなく

実践してこその学問。

実践してこそ習慣化していく。

いつの間にか自分の当たり前になる。

やはり素敵な学問です。